鳥インフルエンザがインド東部で猛威、市民5人が感染の恐れ
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【1月23日 AFP】インド東部で猛威をふるっている高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)が過去最大規模の被害を出している。市民5人がウイルスに感染したとの報道があり、当局は22日、深刻な事態になる危険性を示唆した。
同国東部の西ベンガル(West Bengal)州では8地域でウイルスがまん延しているにもかかわらず、死んだニワトリが安く販売され、普段は高くてニワトリを買えない貧しい市民が買い求めている事態となっている。
同州の動物資源当局は「深刻な事態になる恐れがある」として、「今後3、4日かけて8地域の家禽をすべて殺処分」することを明らかにした。これまでに家禽10万羽の死亡が確認されており、当局では200万羽のニワトリなどを殺処分する計画。
ウイルスに感染したとされる5人は、いずれも死んだ家禽が感染源とみられている。発熱、せき、のどや筋肉の痛みといった臨床症状が確認されており、検査結果が陽性なら、同国初のヒトへの感染例となる。(c)AFP/Sailendra Sil
同国東部の西ベンガル(West Bengal)州では8地域でウイルスがまん延しているにもかかわらず、死んだニワトリが安く販売され、普段は高くてニワトリを買えない貧しい市民が買い求めている事態となっている。
同州の動物資源当局は「深刻な事態になる恐れがある」として、「今後3、4日かけて8地域の家禽をすべて殺処分」することを明らかにした。これまでに家禽10万羽の死亡が確認されており、当局では200万羽のニワトリなどを殺処分する計画。
ウイルスに感染したとされる5人は、いずれも死んだ家禽が感染源とみられている。発熱、せき、のどや筋肉の痛みといった臨床症状が確認されており、検査結果が陽性なら、同国初のヒトへの感染例となる。(c)AFP/Sailendra Sil