中国が食品ラベルの新基準を導入 5月から
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【1月13日 AFP】北京五輪を控えた中国で、国際標準の食品ラベルが5月1日から導入されることになった。衛生省が12日にウェブサイトで発表した。消費者への情報提供と食品偽装防止を目的とした措置。
新しい省令では、生産者は製品について根拠もなく低脂肪だとか高カルシウムだと宣伝したり、特定の健康上の効果があると主張したりすることは禁止され、脂肪分、タンパク質、塩分、炭水化物についての内容と、ラベルに表示された原材料の量の明記が義務付けられる。
同省は「この省令では、食品の効能についての表示は正確かつ客観的で、うそや誇張のない必要があることを強調している。治療効果があると思わせる表現も禁止される」と述べた。
ここ数年間で同国製の食品や製品の安全性の問題が頻発しており、8月の開幕を前に、五輪では食品の安全性が大きな懸念材料となっている。五輪組織委は出場選手や来場者の食中毒感染を防ぐため、さまざまな措置を導入している。
五輪会場では、24時間体制で調理場の警備に当たるほか、食材についても保存スペースには監視カメラを設置、運搬車両には衛星利用測位システムを搭載するほか、出場選手が口にするものはマウスによる食品検査を実施する。(c)AFP
新しい省令では、生産者は製品について根拠もなく低脂肪だとか高カルシウムだと宣伝したり、特定の健康上の効果があると主張したりすることは禁止され、脂肪分、タンパク質、塩分、炭水化物についての内容と、ラベルに表示された原材料の量の明記が義務付けられる。
同省は「この省令では、食品の効能についての表示は正確かつ客観的で、うそや誇張のない必要があることを強調している。治療効果があると思わせる表現も禁止される」と述べた。
ここ数年間で同国製の食品や製品の安全性の問題が頻発しており、8月の開幕を前に、五輪では食品の安全性が大きな懸念材料となっている。五輪組織委は出場選手や来場者の食中毒感染を防ぐため、さまざまな措置を導入している。
五輪会場では、24時間体制で調理場の警備に当たるほか、食材についても保存スペースには監視カメラを設置、運搬車両には衛星利用測位システムを搭載するほか、出場選手が口にするものはマウスによる食品検査を実施する。(c)AFP