中国当局、食品安全検査体制の不備を認める
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【11月7日 AFP】中国の輸出入食品安全局(Import and Export Food Safety Bureau)は、同国の食品安全における品質検査体制が不十分であることを認めた。国営新華社(Xinhua)通信が6日、報じた。
北京(Beijing)で行われた欧州連合(EU)の食品検査システム対策セミナーで、同局副局長が述べたもの。
新華社通信によると、このなかで副局長は輸出向けの品質検査の合格率がわずか10%である事実を明かしたうえで、「迅速かつ確実に食品安全管理を遂行するための、中国全土を網羅する統一的なネットワークが必要だ」と述べた。
中国当局はこれまで、自国の食品安全管理の強化を繰り返し強調しており、関係者が同体制の欠陥を認めるのは極めて異例だ。(c)AFP
北京(Beijing)で行われた欧州連合(EU)の食品検査システム対策セミナーで、同局副局長が述べたもの。
新華社通信によると、このなかで副局長は輸出向けの品質検査の合格率がわずか10%である事実を明かしたうえで、「迅速かつ確実に食品安全管理を遂行するための、中国全土を網羅する統一的なネットワークが必要だ」と述べた。
中国当局はこれまで、自国の食品安全管理の強化を繰り返し強調しており、関係者が同体制の欠陥を認めるのは極めて異例だ。(c)AFP