キプロスで口蹄疫発生の恐れ
このニュースをシェア
【10月27日 AFP】地中海のキプロス東部で、口蹄(こうてい)疫(Foot and Mouth Disease)に感染した疑いのあるヒツジが発見された。同国のフォティス・フォティウ(Fotis Fotiou)農業・資源・環境相が26日、発表した。
キプロス南部の港町ラルナカ(Larnaca)郊外の農場で、300頭のヒツジを対象に行われた2回の検査で陽性反応が認められ、同国政府は周囲3キロを監視区域に指定した。Dromolaxia村付近に設けられたこの監視区域内では、ヒツジなど約1万5000頭の家畜が移動禁止となる。
フォティウ農業・資源・環境相は報道陣に対し「パニックになる必要はない。予防措置はとった」と述べた。
英国サリー(Surrey)州ウェイブリッジ(Weybridge)にあるEU基準試験所でもサンプルの検査が行われており、31日に結果が出る予定だという。
口蹄疫が確認されれば、キプロスでは1963年以来の発生となる。(c)AFP
キプロス南部の港町ラルナカ(Larnaca)郊外の農場で、300頭のヒツジを対象に行われた2回の検査で陽性反応が認められ、同国政府は周囲3キロを監視区域に指定した。Dromolaxia村付近に設けられたこの監視区域内では、ヒツジなど約1万5000頭の家畜が移動禁止となる。
フォティウ農業・資源・環境相は報道陣に対し「パニックになる必要はない。予防措置はとった」と述べた。
英国サリー(Surrey)州ウェイブリッジ(Weybridge)にあるEU基準試験所でもサンプルの検査が行われており、31日に結果が出る予定だという。
口蹄疫が確認されれば、キプロスでは1963年以来の発生となる。(c)AFP