【8月26日 AFP】独バイエルン州(Bavaria)エアランゲン(Erlangen)近郊の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)の感染が確認されたことを受け、政府は24日、家禽(かきん)16万羽を処分すると発表した。地元政府当局の報道官が伝えた。感染経路に関する調査は引き続き継続していく予定。

 感染が確認されたのは3羽の雛鳥からで、北部ニーダーザクセン州(Lower Saxony)の業者が納入したものだという。農業省の報道官は、この業者の施設についても調査対象にするとしている。

 ドイツ国内では、今年の夏だけでも50羽前後の野鳥が鳥インフルエンザに感染、死亡が確認されている。(c)AFP