顔面神経まひに画期的な治療法、米ジョンズ・ホプキンス大発表
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【7月18日 AFP】米メリーランド(Maryland)州ジョンズ・ホプキンス大(Johns Hopkins University)の医療チームによる顔面神経まひの新しい治療法が17日、『Archives of Facial Plastic Surgery』誌の7-8月号上で発表された。
この治療法は外科手術と理学療法を組み合わせるというもの。
手術では、まず患者の耳からこめかみにかけての皮膚を3から4センチほど切開し、側頭筋を下顎骨から切断した後、口筋と接合する。これにより、側頭筋につながっていた腱が下顎骨から切り離され、顔面筋の自由な動きが可能となる。
手術に加え、顔面筋を訓練する理学療法を手術前と手術の数日後の両方に行う。
同治療法を選択した7人の患者の手術後の経過は良好で、特に食事やほほ笑む能力が改善されたことに高い満足感を示しているという。
医療チームは、「顔面神経まひに苦しむ患者に自由自在な表情を取り戻すことが、形成外科医にとって最大の使命」としている。(c)AFP
この治療法は外科手術と理学療法を組み合わせるというもの。
手術では、まず患者の耳からこめかみにかけての皮膚を3から4センチほど切開し、側頭筋を下顎骨から切断した後、口筋と接合する。これにより、側頭筋につながっていた腱が下顎骨から切り離され、顔面筋の自由な動きが可能となる。
手術に加え、顔面筋を訓練する理学療法を手術前と手術の数日後の両方に行う。
同治療法を選択した7人の患者の手術後の経過は良好で、特に食事やほほ笑む能力が改善されたことに高い満足感を示しているという。
医療チームは、「顔面神経まひに苦しむ患者に自由自在な表情を取り戻すことが、形成外科医にとって最大の使命」としている。(c)AFP