ベルリンの壁使ったアート48点、9400万円で落札 フランス
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【6月7日 AFP】ベルリンの壁(Berlin Wall)の断片を使い、国際的に著名なアーティストたちが制作した芸術作品48点が、仏パリ(Paris)で6日、オークションにかけられ、1人の匿名入札者が全作品を73万ユーロ(約9400万円)で落札した。競売会社ピエール・ベルジェ・エ・アソシエ(Pierre Berge & Associes)が発表した。
1枚当たりの重さが数十キロにもなるこれらの作品はいわば、ドイツが東西に分断されていた時代や、1989年のベルリンの壁崩壊についての批評だ。
フランスの概念芸術家ダニエル・ビュレン(Daniel Buren)氏の作品『Etching and Oil on Concrete(コンクリート上の銅版画と油絵)』には6万~9万ユーロ(約770万~1150万円)、ロシアの芸術家エリック・ブラトフ(Erik Bulatov)氏の作品には12万ユーロ(約1540万円)の額が付けられた。
ソ連が占領していた東ドイツと、連合軍が占領した西ドイツを隔てたベルリンの壁は、1961年8月に建設された。東西ドイツはその後、1990年に統一された。(c)AFP
1枚当たりの重さが数十キロにもなるこれらの作品はいわば、ドイツが東西に分断されていた時代や、1989年のベルリンの壁崩壊についての批評だ。
フランスの概念芸術家ダニエル・ビュレン(Daniel Buren)氏の作品『Etching and Oil on Concrete(コンクリート上の銅版画と油絵)』には6万~9万ユーロ(約770万~1150万円)、ロシアの芸術家エリック・ブラトフ(Erik Bulatov)氏の作品には12万ユーロ(約1540万円)の額が付けられた。
ソ連が占領していた東ドイツと、連合軍が占領した西ドイツを隔てたベルリンの壁は、1961年8月に建設された。東西ドイツはその後、1990年に統一された。(c)AFP