中世美術の最高傑作「貴婦人と一角獣」、日本で公開へ
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【4月19日 AFP】中世ヨーロッパ美術の最高傑作とも言われるタペストリー(つづれ織り)「貴婦人と一角獣(The Lady and the Unicorn)」が、24日から都内の国立新美術館(National Art Center)で公開される。日本初公開となる。
「貴婦人と一角獣」は15世紀ごろに制作された全6面の連作タペストリーで、仏パリ(Paris)のクリュニー中世美術館(Cluny Museum)が1882年から所蔵している。仏国外への貸し出しは極めてまれで、1973年から1年間、米ニューヨーク(New York)のメトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art)に貸し出されたことがあるのみ。
「貴婦人と一角獣」の貸し出し期間中、クリュニー中世美術館では展示室の改修工事が行われる。
6面のタペストリーには貴婦人と一角獣を中心に、様々な動物が描かれている。うち5面は視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の「5感」を表すとされているが、残る1面が何を意味するのかは、いまだ謎のままとなっている。
タペストリーは7月15日まで国立新美術館で公開された後、同月26日からは大阪の国立国際美術館(National Museum of Art)で10月20日まで公開される。このほかにもクリュニー中世美術館の所蔵品40点も同時に公開される。(c)AFP
「貴婦人と一角獣」は15世紀ごろに制作された全6面の連作タペストリーで、仏パリ(Paris)のクリュニー中世美術館(Cluny Museum)が1882年から所蔵している。仏国外への貸し出しは極めてまれで、1973年から1年間、米ニューヨーク(New York)のメトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art)に貸し出されたことがあるのみ。
「貴婦人と一角獣」の貸し出し期間中、クリュニー中世美術館では展示室の改修工事が行われる。
6面のタペストリーには貴婦人と一角獣を中心に、様々な動物が描かれている。うち5面は視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の「5感」を表すとされているが、残る1面が何を意味するのかは、いまだ謎のままとなっている。
タペストリーは7月15日まで国立新美術館で公開された後、同月26日からは大阪の国立国際美術館(National Museum of Art)で10月20日まで公開される。このほかにもクリュニー中世美術館の所蔵品40点も同時に公開される。(c)AFP