ヴァン・ダイクの名画、オンライン目録きっかけで発見 1億円超の価値か
このニュースをシェア
【3月13日 AFP】英イングランド北東部の博物館で保管されていた薄汚れた油絵が、実は巨匠アンソニー・ヴァン・ダイク(Anthony van Dyck)の作品のオリジナルであったことが分かった。
バーナード城(Barnard Castle)内にあるボウズ博物館(Bowes Museum)で埋もれていたこの油絵は、英国王チャールズ1世(Charles I)の妻ヘンリエッタ・マリア(Henrietta Maria)王妃の侍女だったオリビア・ボテラー・ポーター(Olivia Boteler Porter)を描いた肖像画で、ヴァン・ダイクのオリジナルを模写したものとされていた。
だが、英国の公的機関が所有する全ての油絵の目録を作成しオンライン美術館で公開するプロジェクトのために肖像画の写真撮影が行われたことがきっかけで、これが模写ではなくオリジナルであることが判明した。その価値は100万ポンド(約1億4000万円)にも及ぶともされている。(c)AFP
バーナード城(Barnard Castle)内にあるボウズ博物館(Bowes Museum)で埋もれていたこの油絵は、英国王チャールズ1世(Charles I)の妻ヘンリエッタ・マリア(Henrietta Maria)王妃の侍女だったオリビア・ボテラー・ポーター(Olivia Boteler Porter)を描いた肖像画で、ヴァン・ダイクのオリジナルを模写したものとされていた。
だが、英国の公的機関が所有する全ての油絵の目録を作成しオンライン美術館で公開するプロジェクトのために肖像画の写真撮影が行われたことがきっかけで、これが模写ではなくオリジナルであることが判明した。その価値は100万ポンド(約1億4000万円)にも及ぶともされている。(c)AFP