盗まれた英ロンドンの落書きアート、住民の抗議で競売中止に
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【2月25日 AFP】英国のグラフィティ(落書き)アーティスト、バンクシー(Banksy)氏がロンドン(London)市内の壁に描いた絵が、米国で競売にかけられることが分かったが、怒った住民たちの抗議によって競売への出品は中止されたと、地元自治体が24日、明らかにした。
この壁画は少年がミシンで英国旗を縫う姿を描いたもので、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)即位60年を祝う「ダイヤモンド・ジュビリー(Diamond Jubilee)」の少し前の昨年5月、ロンドン北部ウッドグリーン(Wood Green)にある格安スーパー、ポンドランド(Poundland)の壁に描かれた。労働者搾取に対するバンクシー氏の批判が込められているとみられている。
だが壁画は何者かによって持ち去られ、先週になって突如、米マイアミ(Miami)で競売にかけられることが分かった。これに怒った地元住民たちが抗議運動を展開。壁画には45万ポンド(約6400万円)の値がつくとみられていたが、すんでのところで競売は中止された。
バンクシー氏の壁画が取り去られ壁には現在、別の絵が描かれている。(c)AFP
この壁画は少年がミシンで英国旗を縫う姿を描いたもので、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)即位60年を祝う「ダイヤモンド・ジュビリー(Diamond Jubilee)」の少し前の昨年5月、ロンドン北部ウッドグリーン(Wood Green)にある格安スーパー、ポンドランド(Poundland)の壁に描かれた。労働者搾取に対するバンクシー氏の批判が込められているとみられている。
だが壁画は何者かによって持ち去られ、先週になって突如、米マイアミ(Miami)で競売にかけられることが分かった。これに怒った地元住民たちが抗議運動を展開。壁画には45万ポンド(約6400万円)の値がつくとみられていたが、すんでのところで競売は中止された。
バンクシー氏の壁画が取り去られ壁には現在、別の絵が描かれている。(c)AFP