仏王族オルレアン公描いた絵画発見、塗料の下から プラド美術館
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【2月13日 AFP】スペイン・マドリード(Madrid)のプラド美術館(Prado Museum)は11日、フランス王族のオルレアン公ルイ(Louis of Orleans)を描いた絵画が見つかったとして公開した。
15世紀に描かれた「果樹園で祈る人々(Prayers in the Orchard)」と題された作品は、2011年に同美術館が入手した際はキリストと3人の使徒のみが描かれていた。その後専門家が解析し、左下の茶色で塗られた層を除去したところ、緑色のローブ姿の女性聖人に寄り添われる、赤いローブをまとった赤毛の男性が見つかった。袖の記章から、男性はオルレアン公、女性は聖アグネスと判明した。(c)AFP
15世紀に描かれた「果樹園で祈る人々(Prayers in the Orchard)」と題された作品は、2011年に同美術館が入手した際はキリストと3人の使徒のみが描かれていた。その後専門家が解析し、左下の茶色で塗られた層を除去したところ、緑色のローブ姿の女性聖人に寄り添われる、赤いローブをまとった赤毛の男性が見つかった。袖の記章から、男性はオルレアン公、女性は聖アグネスと判明した。(c)AFP