8500年前の井戸発見、中に男女の骨 イスラエル
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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中東・北アフリカ
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【11月9日 AFP】イスラエル考古学庁(Israel Antiquities Authority、IAA)は8日、同国北部ガリラヤ(Galilee)地方のエズレル(Jezreel)渓谷で、新石器時代の約8500年前のものとみられる井戸を発掘したと発表した。井戸の中からは男女2体の人骨が見つかったという。
人骨は19歳ほどの若い女性のものと高齢男性のものだったが、2人がなぜ井戸の中で人生を終えたのかは謎だという。人骨のほかにも、井戸からは石器などさまざまな品が見つかった。
IAAによると、この井戸が作られたとみられる時代にはまだ陶器の水がめや金属製品を作る技術はなかった。したがって、今回の発見はイスラエルの考古学のみならず世界の先史研究においても珍しく、人類の文化・経済史研究に貢献する重大な発見だとIAAは説明している。(c)AFP
人骨は19歳ほどの若い女性のものと高齢男性のものだったが、2人がなぜ井戸の中で人生を終えたのかは謎だという。人骨のほかにも、井戸からは石器などさまざまな品が見つかった。
IAAによると、この井戸が作られたとみられる時代にはまだ陶器の水がめや金属製品を作る技術はなかった。したがって、今回の発見はイスラエルの考古学のみならず世界の先史研究においても珍しく、人類の文化・経済史研究に貢献する重大な発見だとIAAは説明している。(c)AFP