密輸途中で押収された女児のミイラ、ペルーに返還
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【11月9日 AFP】ボリビアからフランスに密輸されるところを押収された古代ペルーの女の子のミイラが6日、ペルー当局に返還された。
ペルー文化省の声明によると、このミイラは2010年10月にボリビア在住の人物が仏コンピエーニュ(Compiegne)市内宛てに発送した箱の中から発見された。宛先は競売会社とみられている。
ミイラは推定2歳の女児で、胎児のような姿勢を取り、綿や羊毛の生地で5重に包まれていたという。専門家による鑑定の結果、1200~1450年ごろにペルー南岸地域に住んでいた可能性が高いことが分かった。
ミイラはペルー外務省でボリビアのパブロ・グロウクス(Pablo Groux)文化相から、ペルーのルイス・アルベルト・ペイラノ・ファルコニ(Luis Alberto Peirano Falconi)文化相に手渡された。(c)AFP
ペルー文化省の声明によると、このミイラは2010年10月にボリビア在住の人物が仏コンピエーニュ(Compiegne)市内宛てに発送した箱の中から発見された。宛先は競売会社とみられている。
ミイラは推定2歳の女児で、胎児のような姿勢を取り、綿や羊毛の生地で5重に包まれていたという。専門家による鑑定の結果、1200~1450年ごろにペルー南岸地域に住んでいた可能性が高いことが分かった。
ミイラはペルー外務省でボリビアのパブロ・グロウクス(Pablo Groux)文化相から、ペルーのルイス・アルベルト・ペイラノ・ファルコニ(Luis Alberto Peirano Falconi)文化相に手渡された。(c)AFP