武力衝突続くマリ・トンブクトゥを「危機遺産」に指定、ユネスコ
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【6月29日 AFP】国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)は28日、西アフリカ・マリの砂漠都市トンブクトゥ(Timbuktu)と、近くのガオ(Gao)にある遺跡「アスキアの墓(Tomb of Askia)」を、「危機遺産リスト(World Heritage in Danger)」に登録したと発表した。周辺で武装勢力同士の衝突が続いていることを理由として上げている。
ガオは最近、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系イスラム武装集団とトゥアレグ(Tuareg)人反政府勢力に掌握されている。トゥアレグ人勢力は、今年3月22日に首都バマコ(Bamako)で発生したクーデターの混乱に乗じ、北部で急速に勢力を拡大。イスラム系反政府勢力「アンサール・ディーン(Ansar Dine)」と、ガオ周辺で勢力争いが激化している。(c)AFP
ガオは最近、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系イスラム武装集団とトゥアレグ(Tuareg)人反政府勢力に掌握されている。トゥアレグ人勢力は、今年3月22日に首都バマコ(Bamako)で発生したクーデターの混乱に乗じ、北部で急速に勢力を拡大。イスラム系反政府勢力「アンサール・ディーン(Ansar Dine)」と、ガオ周辺で勢力争いが激化している。(c)AFP