グーグル、絶滅危機言語を守るプロジェクト ネットで情報共有
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【6月22日 AFP】米グーグル(Google)は20日、絶滅の危機にある言語をインターネット上で共有し保存する「Endangered Languages Project(絶滅危機言語プロジェクト)」のウェブサイトを公開した。
同社ブログによれば、このプロジェクトには言語学者などの有識者が協力。人々はプロジェクトのウェブサイト「www.endangeredlanguages.com」にアクセスすることで直接、危機言語に関する知識や研究結果を共有し、コンテンツを最新のものに保つことができるという。
同サイトは動画や音声、文書ファイルなどのアップロードが可能となっており、希少言語記録の投稿を募っている。
同プロジェクトがユーチューブ(YouTube)に投稿した動画説明の予測によれば、世界で現在使用されている約7000言語のうち、今世紀末まで生き延びるものはわずか半数だという。
グーグルの慈善事業部門から始まったこのプロジェクトは、数か月後に先住民族文化評議会(First Peoples' Cultural Council)とイースタン・ミシガン大学(Eastern Michigan University)言語情報技術研究所(Institute for Language Information and Technology)へ運営が引き継がれる。
このほか、ハワイ大学(University of Hawaii)の「Endangered Languages Catalog(ELCat、危機言語目録)」プロジェクトも協力を予定している。(c)AFP
同社ブログによれば、このプロジェクトには言語学者などの有識者が協力。人々はプロジェクトのウェブサイト「www.endangeredlanguages.com」にアクセスすることで直接、危機言語に関する知識や研究結果を共有し、コンテンツを最新のものに保つことができるという。
同サイトは動画や音声、文書ファイルなどのアップロードが可能となっており、希少言語記録の投稿を募っている。
同プロジェクトがユーチューブ(YouTube)に投稿した動画説明の予測によれば、世界で現在使用されている約7000言語のうち、今世紀末まで生き延びるものはわずか半数だという。
グーグルの慈善事業部門から始まったこのプロジェクトは、数か月後に先住民族文化評議会(First Peoples' Cultural Council)とイースタン・ミシガン大学(Eastern Michigan University)言語情報技術研究所(Institute for Language Information and Technology)へ運営が引き継がれる。
このほか、ハワイ大学(University of Hawaii)の「Endangered Languages Catalog(ELCat、危機言語目録)」プロジェクトも協力を予定している。(c)AFP