「残るは優しき心」、EU大統領が被災地日本に捧げる俳句
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【5月30日 AFP】「嵐去り後に残るは優しき心」――。
俳句の愛好家として知られる欧州連合(EU)のヘルマン・ファンロンパウ(Herman Van Rompuy)欧州理事会常任議長(EU大統領)が28日、ベルギー・ブリュッセル(Brussels)で行われた菅直人(Naoto Kan)首相との会談後の共同記者会見で、東日本大震災に見舞われた日本を励ます俳句を披露した。
地震、津波、原発事故と3重の災害に見舞われた日本は必ず立ち直るとの思いを込め、ファンロンパウ氏は英語で次のように詠んだ。
「The three disasters
Storms turn into a soft wind
A new, humane wind」
(日本語訳:「嵐去り後に残るは優しき心」)
これを聞いた菅首相は「心に染み入るような句だ」と感想を述べ、ファンロンパウ氏に謝意を示した。
学者肌で寡黙ながら有能と評判が高いファンロンパウ氏は、2004年から俳句をたしなみ、昨年には初の句集を出版した。菅首相は前年にブリュッセルを訪問した際、ファンロンパウ氏の句集を持参し、直筆のサインをもらっている。(c)AFP
【関連記事】EU大統領が俳壇デビュー
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地震、津波、原発事故と3重の災害に見舞われた日本は必ず立ち直るとの思いを込め、ファンロンパウ氏は英語で次のように詠んだ。
「The three disasters
Storms turn into a soft wind
A new, humane wind」
(日本語訳:「嵐去り後に残るは優しき心」)
これを聞いた菅首相は「心に染み入るような句だ」と感想を述べ、ファンロンパウ氏に謝意を示した。
学者肌で寡黙ながら有能と評判が高いファンロンパウ氏は、2004年から俳句をたしなみ、昨年には初の句集を出版した。菅首相は前年にブリュッセルを訪問した際、ファンロンパウ氏の句集を持参し、直筆のサインをもらっている。(c)AFP
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