ナチス略奪文化財のデータベース公開、返還への活用に期待 米国
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【5月6日 AFP】米国国立公文書館(US National Archives)は5日、ナチス・ドイツ時代に行方が分からなくなった文化財の記録を集めた国際的なオンライン・データベースを公開した。ナチス(Nazi)によってユダヤ人から略奪された文化財の特定を容易にし、正当な所有者の元へ返還するのに役立てたいとしている。
データベース「International Research Portal for Records Related to Nazi-Era Cultural Property(ナチス時代の文化財に関する記録の国際研究ポータル)」は、英国立公文書館、ドイツ連邦公文書館、ベルギー国立公文書館、欧州略奪美術品委員会(Commission for Looted Art in Europe)など、世界各国の様々な団体の協力を得て、詳細な画像付きの記録を数百万ページにわたって掲載している。
データベース作成チームによると、ナチスによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の期間中に、盗難や略奪、強制的な売却に遭ったり、紛失した文化財を体系化して掲載。美術品や書籍から、宗教関連物、彫刻、古美術品、公文書まで、幅広い文化財の記録が収録されているという。(c)AFP
データベース「International Research Portal for Records Related to Nazi-Era Cultural Property(ナチス時代の文化財に関する記録の国際研究ポータル)」は、英国立公文書館、ドイツ連邦公文書館、ベルギー国立公文書館、欧州略奪美術品委員会(Commission for Looted Art in Europe)など、世界各国の様々な団体の協力を得て、詳細な画像付きの記録を数百万ページにわたって掲載している。
データベース作成チームによると、ナチスによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の期間中に、盗難や略奪、強制的な売却に遭ったり、紛失した文化財を体系化して掲載。美術品や書籍から、宗教関連物、彫刻、古美術品、公文書まで、幅広い文化財の記録が収録されているという。(c)AFP