世界最高値のピカソ絵画、ロンドンで一般公開
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【3月7日 AFP】絵画として世界最高価格をつけたパブロ・ピカソ(Pablo Picasso)の「ヌード、観葉植物と胸像(Nude, Green Leaves and Bust)」が、7日からロンドン(London)の現代美術館、テート・モダン(Tate Modern)で公開される。英国では初めての公開で、一般公開自体も1961年以来となる。
1932年に描かれた「ヌード、観葉植物と胸像」は、前年5月に米ニューヨーク(New York)で競売大手クリスティーズ(Christie's)が行った競売で、史上最高額の1億650万ドル(約87億5000万円)で落札されていた。落札者は明らかにされていない。
テート・モダンのニコラス・セロタ(Nicholas Serota)館長は「所有者のご厚意により、ピカソの傑出した絵画を英国で初めて一般公開できることを喜んでいる」と語った。この作品を借り受けたテート・モダンは、ピカソ作品用の部屋を新しく用意した。
絵画は、ピカソの愛人にして芸術の女神、マリーテレーズ・ワルテル(Marie-Therese Walter)がヌード姿で横たわる姿を描いている。
1927年、45歳のピカソはパリ(Paris)の高級百貨店ギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette)の前で17歳のワルテルと出会った。当時ピカソは1人目の妻、オルガ・コクローバ(Olga Khoklova)と結婚していた。(c)AFP
1932年に描かれた「ヌード、観葉植物と胸像」は、前年5月に米ニューヨーク(New York)で競売大手クリスティーズ(Christie's)が行った競売で、史上最高額の1億650万ドル(約87億5000万円)で落札されていた。落札者は明らかにされていない。
テート・モダンのニコラス・セロタ(Nicholas Serota)館長は「所有者のご厚意により、ピカソの傑出した絵画を英国で初めて一般公開できることを喜んでいる」と語った。この作品を借り受けたテート・モダンは、ピカソ作品用の部屋を新しく用意した。
絵画は、ピカソの愛人にして芸術の女神、マリーテレーズ・ワルテル(Marie-Therese Walter)がヌード姿で横たわる姿を描いている。
1927年、45歳のピカソはパリ(Paris)の高級百貨店ギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette)の前で17歳のワルテルと出会った。当時ピカソは1人目の妻、オルガ・コクローバ(Olga Khoklova)と結婚していた。(c)AFP