ローマ時代の女性ミイラを発掘、石こう製マスクや金板も エジプト
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【4月13日 AFP】エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities)は12日、カイロ(Cairo)の南西約300キロにあるバハレイヤオアシス(Bahariya Oasis)の古代の墓地跡で、凝った装飾の施された石こうのサルコファガス(石棺)に入れられた、約2300年前のローマ時代のミイラを発掘したと発表した。
全長1メートルのサルコファガスには、ローマ時代の衣服を身につけた女性の装飾が施されており、内部には女性もしくは少女のミイラが収められていた。
エジプト考古最高評議会のザヒ・ハワス(Zahi Hawass)事務局長はAFPに対し、「われわれは(ミイラが)女性だと確信している。体は小さいが、ミイラになると縮むものだ。または、若い女性なのかもしれない」と語った。
発掘場所からはミイラとともに、石こうのマスクや古代エジプトの天空の神ホルス(Horus)の4人の息子を描いた金板、粘土やガラスの容器などが発掘された。(c)AFP
全長1メートルのサルコファガスには、ローマ時代の衣服を身につけた女性の装飾が施されており、内部には女性もしくは少女のミイラが収められていた。
エジプト考古最高評議会のザヒ・ハワス(Zahi Hawass)事務局長はAFPに対し、「われわれは(ミイラが)女性だと確信している。体は小さいが、ミイラになると縮むものだ。または、若い女性なのかもしれない」と語った。
発掘場所からはミイラとともに、石こうのマスクや古代エジプトの天空の神ホルス(Horus)の4人の息子を描いた金板、粘土やガラスの容器などが発掘された。(c)AFP