2万3000年前の石垣、旧石器時代の防寒対策か ギリシャ
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【3月23日 AFP】ギリシャ・テッサリーア(Thessalia)の洞くつの入口に建つ2万3000年前の同国最古の石垣が、古生物学者らの手によって発掘された。ギリシャ文化省が22日発表した。
同省の発表によると、光学的年代測定の結果、「おそらく世界最古」の石垣であることが分かった。石垣の年代が氷河期のもっとも寒い時期にあたることから、旧石器時代の洞くつの住人が寒さから身を守るために石垣を築いたものとみられるという。
石垣はギリシャ中部の修道院の集まる観光名所、メテオラ(Meteora)に近いカランバカ(Kalambaka)付近の洞くつにあり、入口の3分の2をふさいでいた。
ギリシャの古生物学者らが約25年前から同地を発掘していた。(c)AFP
同省の発表によると、光学的年代測定の結果、「おそらく世界最古」の石垣であることが分かった。石垣の年代が氷河期のもっとも寒い時期にあたることから、旧石器時代の洞くつの住人が寒さから身を守るために石垣を築いたものとみられるという。
石垣はギリシャ中部の修道院の集まる観光名所、メテオラ(Meteora)に近いカランバカ(Kalambaka)付近の洞くつにあり、入口の3分の2をふさいでいた。
ギリシャの古生物学者らが約25年前から同地を発掘していた。(c)AFP