ジャコメッティ作品、史上最高額の94億円で落札
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【2月4日 AFP】スイスの彫刻家アルベルト・ジャコメッティ(Alberto Giacometti)の作品「歩く男(L'homme qui marche I)」が3日、ロンドン(London)で行われた競売大手サザビーズ(Sotheby's)のオークションに出品され、美術品としては過去最高額となる6500万1250ポンド(約94億円、手数料込み)で落札された。
1961年に制作された同作品は、等身大の男性像で、約25年ぶりにオークションに出品されたジャコメッティの歩く男シリーズのひとつ。
以前はドイツのドレスナー銀行(Dresdner Bank)が所有していたが、同銀行が前年、コメルツ銀行(Commerzbank)に買収されたことで所有権が移り、今回はコルメツ銀行から出品された。
予想落札額は1800ポンド(約26億円)だったが、電話で参加した匿名の人物がその3倍を上回る額で落札した。
サザビーズによると、この落札額は、2004年に落札されたパブロ・ピカソ(Pablo Picasso)の絵画「パイプを持つ少年(Garcon a la Pipe)」に付けられた1億420万ドルを抜き、美術品の落札額としては史上最高額だという。(c)AFP/Sam Reeves
1961年に制作された同作品は、等身大の男性像で、約25年ぶりにオークションに出品されたジャコメッティの歩く男シリーズのひとつ。
以前はドイツのドレスナー銀行(Dresdner Bank)が所有していたが、同銀行が前年、コメルツ銀行(Commerzbank)に買収されたことで所有権が移り、今回はコルメツ銀行から出品された。
予想落札額は1800ポンド(約26億円)だったが、電話で参加した匿名の人物がその3倍を上回る額で落札した。
サザビーズによると、この落札額は、2004年に落札されたパブロ・ピカソ(Pablo Picasso)の絵画「パイプを持つ少年(Garcon a la Pipe)」に付けられた1億420万ドルを抜き、美術品の落札額としては史上最高額だという。(c)AFP/Sam Reeves