仏ゴンクール賞に初の黒人女性
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【11月4日 AFP】フランスの最高文学賞ゴンクール(Goncourt)賞に2日、マリー・ンディアイ(Marie NDiaye)さん(42) のフランスとセネガルの間に捕らわれた3人の女性とアフリカからの不法移民の厳しい試練を描いた小説『Trois Femmes Puissantes(3人の強い女たち)』が選ばれた。
フランス人の母親とセネガル人の父親をもつンディアイさんは自身をアフリカ人作家と定義していないものの、同賞を受賞した初の黒人女性となった。
受賞作は他のンディアイ作品と同様、アフリカと旧宗主国の関係に触れており、フランスとセネガルを舞台に2つの大陸に生き、家族の秘密や屈辱、裏切りに苦しむ女性たちを3部構成で織りなす。
同賞の賞金は10ユーロ(約1300円)だが、受賞により大きな名声がもたらされる。(c)AFP
フランス人の母親とセネガル人の父親をもつンディアイさんは自身をアフリカ人作家と定義していないものの、同賞を受賞した初の黒人女性となった。
受賞作は他のンディアイ作品と同様、アフリカと旧宗主国の関係に触れており、フランスとセネガルを舞台に2つの大陸に生き、家族の秘密や屈辱、裏切りに苦しむ女性たちを3部構成で織りなす。
同賞の賞金は10ユーロ(約1300円)だが、受賞により大きな名声がもたらされる。(c)AFP