「いけにえ」にされた古代女性の人骨発掘、ペルーの世界遺産
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【7月15日 AFP】ペルー北部のトルヒーヨ(Trujillo)にあるチャンチャン遺跡(Chan Chan Citadel)で、人身御供にされたと見られるチムー王国時代の女性の骨が発掘されたと、国立文化機関(National Institute of Culture)の学者が14日明らかにした。
人骨は、遺跡の修復作業中に発見されたもので、この時代のものとしては驚くほど保存状態が良いという。初期調査で、この女性は年齢が20-30歳、インカ帝国以前に栄えたチムー王国時代(約1100-1500年)に生きていたことがわかっている。
人骨は、首都リマ(Lima)にある国立文化機関の研究所に運ばれ、詳細な分析が行われる予定。
チャンチャン遺跡は、1986年にユネスコ(UNESCO)の世界遺産に登録されている。(c)AFP
人骨は、遺跡の修復作業中に発見されたもので、この時代のものとしては驚くほど保存状態が良いという。初期調査で、この女性は年齢が20-30歳、インカ帝国以前に栄えたチムー王国時代(約1100-1500年)に生きていたことがわかっている。
人骨は、首都リマ(Lima)にある国立文化機関の研究所に運ばれ、詳細な分析が行われる予定。
チャンチャン遺跡は、1986年にユネスコ(UNESCO)の世界遺産に登録されている。(c)AFP