故サンローラン氏所有の略奪ブロンズ像、1体17億円で落札
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【2月26日 AFP】パリ(Paris)で競売にかけられていた、故イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)氏とパートナーのピエール・ベルジェ(Pierre Berge)氏が所有する、中国・清朝時代のブロンズ像2体が25日、1体あたり1400万ユーロ(約17億3500万円)で落札された。
この2体のブロンズ像は18世紀の清朝時代のもので、150年前に北京(Beijing)郊外にある同時代の遺構、円明園(Old Summer Palace)から英仏連合軍によって略奪された物の一部だという。中国政府は、このブロンズ像の返還を求めていた。
なお、競売手数料を加えた金額は、1体1570万ユーロ(約19億4700万円)だという。(c)AFP
この2体のブロンズ像は18世紀の清朝時代のもので、150年前に北京(Beijing)郊外にある同時代の遺構、円明園(Old Summer Palace)から英仏連合軍によって略奪された物の一部だという。中国政府は、このブロンズ像の返還を求めていた。
なお、競売手数料を加えた金額は、1体1570万ユーロ(約19億4700万円)だという。(c)AFP