米当局、1000点以上の古美術品をイラクに返還へ
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【9月23日 AFP】イラク政府は22日、5年前の米軍主導によるイラク侵攻後、同国から持ち出された古美術品など1000点以上について、米当局が返還する見込みであることを明らかにした。
イラクのQahtan Abbas国務相(観光・遺跡担当)は声明の中で、古美術品などはワシントンD.C.(Washington D.C.)の在米イラク大使館に引き渡される予定だとしている。一方、古美術品の詳細や引き渡し日時などについては言及されていない。
米軍侵攻後の2003年4月、サダム・フセイン(Saddam Hussein)政権が崩壊したことで、バグダッド(Baghdad)市内の博物館やイラク全土に散らばる史跡などから大量の古美術品が略奪された。
イラクは、文明発祥の地とされ、紀元前約3000年ごろの人類最初の複合的な都市生活の痕跡がいくつか確認されている。
イラク政府は、観光客を呼び寄せるため、国内約1万か所の史跡に対する投資に力を入れている。(c)AFP
イラクのQahtan Abbas国務相(観光・遺跡担当)は声明の中で、古美術品などはワシントンD.C.(Washington D.C.)の在米イラク大使館に引き渡される予定だとしている。一方、古美術品の詳細や引き渡し日時などについては言及されていない。
米軍侵攻後の2003年4月、サダム・フセイン(Saddam Hussein)政権が崩壊したことで、バグダッド(Baghdad)市内の博物館やイラク全土に散らばる史跡などから大量の古美術品が略奪された。
イラクは、文明発祥の地とされ、紀元前約3000年ごろの人類最初の複合的な都市生活の痕跡がいくつか確認されている。
イラク政府は、観光客を呼び寄せるため、国内約1万か所の史跡に対する投資に力を入れている。(c)AFP