アウレリウス像、トルコで発掘される
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【8月27日 AFP】トルコ西部サガラッソス(Sagalassos)で、古代ローマ時代の遺跡からローマ皇帝マルクス・アウレリウス(Marcus Aurelius、在位161-180年)の大理石像の一部が見つかったと地元当局者が26日、明らかにした。トルコとベルギーの考古学者チームが発掘した。
「最後の五賢帝」として名高いマルクス・アウレリウスは、ストア哲学に通じていたことでも知られる。
発掘されたのはサガラッソスにある古代ローマ時代の浴場跡で、突き出た眼球が特徴的だったとされるマルクス・アウレリウス像の頭部や、地球を模した球体を握った右腕などが見つかった。
発掘チームを主導したベルギーのルーベン・カトリック大学(Catholic University of Leuven)のMarc Waelkens教授によると、このほかにも膝下部分も見つかっており、大理石像は全長4.5メートル程の巨大な像だったとみられる。
サガラッソスは、古代ローマ時代に同地域の中心都市として7世紀ごろまで栄えたが、大地震に見舞われ崩壊した。同じ遺跡からは、以前にもハドリアヌス(Hadrian)帝(在位117-138年)の像の一部が発見されている。(c)AFP
「最後の五賢帝」として名高いマルクス・アウレリウスは、ストア哲学に通じていたことでも知られる。
発掘されたのはサガラッソスにある古代ローマ時代の浴場跡で、突き出た眼球が特徴的だったとされるマルクス・アウレリウス像の頭部や、地球を模した球体を握った右腕などが見つかった。
発掘チームを主導したベルギーのルーベン・カトリック大学(Catholic University of Leuven)のMarc Waelkens教授によると、このほかにも膝下部分も見つかっており、大理石像は全長4.5メートル程の巨大な像だったとみられる。
サガラッソスは、古代ローマ時代に同地域の中心都市として7世紀ごろまで栄えたが、大地震に見舞われ崩壊した。同じ遺跡からは、以前にもハドリアヌス(Hadrian)帝(在位117-138年)の像の一部が発見されている。(c)AFP