【6月19日 AFP】ドイツ東部ケムニッツ(Chemnitz)で17日、ドイツの経済学者兼哲学者カール・マルクス(Karl Marx)の高さ13メートルの頭像が、仮設の大型テント施設「Temporary Museum of Modern Marx(現代マルクス仮設美術館)」に登場した。

 仮設美術館は、オーストリアのリンツ(Linz)の美術大学の学生が手掛けたもので、頭像を四方と頭上を覆いで取り囲む構造になっている。来場者は壁面に設置された階段から、頭像を鑑賞する。

 このマルクス像は、旧ソ連の彫刻家Lew Kerbelの作品。1971年に当時カール・マルクス・シュタット(Karl-Marx-Stadt)と呼ばれたケムニッツで、初めて公開された。(c)AFP