【6月9日 AFP】日本の漫画、アニメ、ポップカルチャー、テレビゲーム、ファッションなどを展示する第9回ジャパンエキスポ(Japan Expo)が、7月3日から6日までパリ(Paris)で開催される。

 アーティスト、ゲームクリエーターなどの日本人ゲストも出席し、著名な漫画家数十人の作品が展示される。このほか、パンクロックからポップまでのさまざまな音楽コンサート、華道や数独、禅、碁、武道といった伝統文化の紹介展示、ファッションショー、漫画の登場人物を模したコスプレ大会、アマチュア漫画コンテストなども行われる。

 主催者は、今年のジャパンエキスポに10万人の来場者を見込んでいる。

「日本のポップカルチャー、漫画やアニメのブームは今や世界的な現象になっている。フランスではその傾向が特に顕著だ」と、在仏日本国公使の高原寿一(Juichi Takahara)氏は語っている。

 フランスのすべての世代は日本のアニメで育ち、現在の子どもたちの2人に1人は少なくとも日本の漫画1冊以上を読んだ経験があるという。

 2003年には、フランス国内で販売されるコミックの19%が漫画だったが、現在ではその数は40%に上る。(c)AFP