古代王朝ティイ王妃の巨像見つかる、エジプト南部
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【3月24日 AFP】エジプト第18王朝のファラオ、アメンホテプ(Amenhotep)3世の「メムノンの巨像(Colossi of Memnon)」があるエジプト南部の遺跡で、王妃ティイ(Tiy)の巨像(高さ3.62メートル)が発見された。エジプトとヨーロッパの考古学者が22日、発表した。
この巨像は、ルクソール(Luxor)の有名な「王家の谷(Valley of the Kings)」に通じる道に向かって立っている2体のメムノンの巨像近くで発見された。
今回発見された像は、最近になって発見された高さ15メートルの別の巨像2体と一緒に、メムノンの巨像の後方100メートルの地点に「野外美術館」の一部として移動される。
高さ約20メートルのメムノンの巨像は、アメンホテプ3世に捧げられた寺院を守るために、建てられていたが、1世紀に発生した大規模な地震で、この寺院は破壊されてしまった。
遺跡は、ナイル川の水位の上昇に伴い、数百年間で現存するものを除いて水没した。考古学者らは、5年以内に遺跡を再現したいとしている。(c)AFP
この巨像は、ルクソール(Luxor)の有名な「王家の谷(Valley of the Kings)」に通じる道に向かって立っている2体のメムノンの巨像近くで発見された。
今回発見された像は、最近になって発見された高さ15メートルの別の巨像2体と一緒に、メムノンの巨像の後方100メートルの地点に「野外美術館」の一部として移動される。
高さ約20メートルのメムノンの巨像は、アメンホテプ3世に捧げられた寺院を守るために、建てられていたが、1世紀に発生した大規模な地震で、この寺院は破壊されてしまった。
遺跡は、ナイル川の水位の上昇に伴い、数百年間で現存するものを除いて水没した。考古学者らは、5年以内に遺跡を再現したいとしている。(c)AFP