ハリポタ著者の新作、競売で約4億5000万円落札
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【12月14日 AFP】「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズの作者J・K・ローリング(J.K. Rowling)が、同シリーズの終了後初めて執筆した手書きの著書が13日、ロンドン(London)でオークションに出品され、195万ポンド(約4億5000万円)で落札された。
オークションを主催した競売会社サザビーズ(Sotheby's)によれば、『The Tales of Beedle the Bard』と題された同著の落札予想額は5万ポンド(約1150万円)だったが、6人による入札争いで最終的に同額の約40倍にまで跳ね上がった。今回の落札額は、現代文学の原稿、ローリングの著書、児童向け著書の、3つの分野における最高記録になるという。
「The Tales Of Beedle The Bard」は7冊のみ限定制作された。7冊とも半透明のベラム紙にローリングが手で書きイラストをつけたもので、カバーは皮製でシルバーや宝石で飾られている。うち6冊はハリー・ポッターの著書に関わった6人に贈られ、残る1冊のみがオークションに出品された。
収録されているのは、5つの魔法使いの物語。この物語は、「ハリー・ポッター」シリーズ最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝(Harry Potter And The Deathly Hallows)」の中で、魔法学校のアルバス・ダンブルドア(Albus Dumbledore)校長がポッターの友人であるハーマイオニー・グレンジャー(Hermione Granger)に残したものだ。物語のうちの1つは最終巻にも登場するが、残りの4つは今回初めて披露されたもの。
オークションの収益は欧州の子どもたちを支援する慈善団体「The Children's Voice」に寄付される。
ローリングは、今回の落札結果について「支援を必要としている子どもたちにとって、とても大きな意味を持っている。わたしにとっては、クリスマスが早く来たようなもの」と、驚きを語った。(c)AFP
オークションを主催した競売会社サザビーズ(Sotheby's)によれば、『The Tales of Beedle the Bard』と題された同著の落札予想額は5万ポンド(約1150万円)だったが、6人による入札争いで最終的に同額の約40倍にまで跳ね上がった。今回の落札額は、現代文学の原稿、ローリングの著書、児童向け著書の、3つの分野における最高記録になるという。
「The Tales Of Beedle The Bard」は7冊のみ限定制作された。7冊とも半透明のベラム紙にローリングが手で書きイラストをつけたもので、カバーは皮製でシルバーや宝石で飾られている。うち6冊はハリー・ポッターの著書に関わった6人に贈られ、残る1冊のみがオークションに出品された。
収録されているのは、5つの魔法使いの物語。この物語は、「ハリー・ポッター」シリーズ最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝(Harry Potter And The Deathly Hallows)」の中で、魔法学校のアルバス・ダンブルドア(Albus Dumbledore)校長がポッターの友人であるハーマイオニー・グレンジャー(Hermione Granger)に残したものだ。物語のうちの1つは最終巻にも登場するが、残りの4つは今回初めて披露されたもの。
オークションの収益は欧州の子どもたちを支援する慈善団体「The Children's Voice」に寄付される。
ローリングは、今回の落札結果について「支援を必要としている子どもたちにとって、とても大きな意味を持っている。わたしにとっては、クリスマスが早く来たようなもの」と、驚きを語った。(c)AFP