スペイン天才詩人ロルカの手書き原稿、同国政府が600万超で落札
このニュースをシェア
【11月29日 AFP】スペインの文化省は28日、同国を代表する詩人・劇作家フェデリコ・ガルシア・ロルカ(Federico Garcia Lorca)の手書き原稿を、ロンドン(London)で行われた競売会社サザビーズ(Sotheby's)のオークションで3万757ユーロ(約610万円)で落札したと発表した。
同省は、フェデリコ・ガルシア・ロルカ基金と話し合いの上、同額での落札を決めたという。電話で参加したというバイヤーの身元については明かされなかった。サザビーズは予想落札価格を2万7000-4万1000ユーロ(約440万-670万円)としていた。
この手書き原稿には、米ニューヨーク(New York)に9か月間滞在していたロルカが1929年10月に執筆した『Crucifixion』の中の、42行が書かれている。
『血の婚礼(Blood Wedding)』や『ベルナルダ・アルバの家(The House of Bernarda Alba)』などの代表作で知られるロルカは1936年、スペイン内戦で銃弾に倒れ死亡した。(c)AFP
同省は、フェデリコ・ガルシア・ロルカ基金と話し合いの上、同額での落札を決めたという。電話で参加したというバイヤーの身元については明かされなかった。サザビーズは予想落札価格を2万7000-4万1000ユーロ(約440万-670万円)としていた。
この手書き原稿には、米ニューヨーク(New York)に9か月間滞在していたロルカが1929年10月に執筆した『Crucifixion』の中の、42行が書かれている。
『血の婚礼(Blood Wedding)』や『ベルナルダ・アルバの家(The House of Bernarda Alba)』などの代表作で知られるロルカは1936年、スペイン内戦で銃弾に倒れ死亡した。(c)AFP