【11月6日 AFP】ファッション誌の英国版ヴォーグ(VOGUE)が選ぶ「世界で最も魅力的な女性」の1人に、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)が選ばれた。同誌が12月号で発表した。女王のほかには、スーパーモデルのケイト・モス(Kate Moss)、ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、女優のヘレン・ミレン(Helen Mirren)らが名を連ねている。

 ヴォーグは女王を「王冠をかぶっているときと同じぐらい、バルモラル(Balmoral)離宮でブローグ(靴の一種)やヘッドスカーフを身につけているときも魅力的」だと評価している。魅力の定義については、「何を着ているかではなく、どう着こなすかが重要。魅力を買うことはできないし、ごまかすこともできない。美しさとは違い生まれ持ったものではないが、より自然に身についている人もいる」と述べている。

 スティーヴン・フリアーズ(Stephen Frears)監督の映画『クイーン(The Queen)』でエリザベス女王を演じたミレンについては、「光り輝き、セクシーで才能にあふれている。着こなしも完ぺき」と、その立ち居振る舞いを絶賛した。

 女王は11月、エディンバラ公フィリップ殿下(Prince Philip)との結婚60周年を迎え、12月には英国史上最も高齢の君主となる。(c)AFP