【9月11日 AFP】ユリウス暦を採用しているエチオピアは現地時間9月11日の深夜、グレゴリオ暦を採用する世界から7年半遅れてミレニアム(千年紀)を祝う。首都アディスアベバ(Addis Ababa)などの広場は看板や旗で飾り立てられ、年間を通じてポップスターのコンサートや展示会などのイベントも予定されている。

 貧困と紛争にあえぐ同国では、国民の間で独自文化に対する誇りと、多額の予算を投じた豪華イベントに対する不満が交錯する。エチオピア正教の指導者は、ローマカトリック教会が1500年前に暦を修正した後も、従来の暦を維持してきたエチオピアの歴史に言及した。(c)AFP