【5月22日 AFP】インターネットで「新しい」世界七不思議を選ぼうというコンテストに世界で4500万人以上が投票で参加したと、主催者が21日、発表した。

 新世界七不思議は21か所の歴史的建造物や遺跡リストの中から選ばれる。

 コンテストは、アフガニスタンのバーミヤン(Bamyan)の遺跡が2001年に当時の支配勢力タリバン(Taliban)により破壊されたことに危機感を抱いたスイスの映画監督で学芸員、旅行家のバーナード・ウェーバー(Bernard Weber)氏が、世界共有の文化遺跡に対する認識を高める目的で設立した。

 5月7日に発表された中間発表でトップ10に挙がっているのは、ギリシャ・アテネのアクロポリス(Acropolis)、メキシコの古代都市チチェン-イッツァ(Chichen Itza)、ローマのコロッセオ(Coliseum)、パリのエッフェル塔(Eiffel Tower)、中国の万里の長城 (Great Wall) 、インカ文明のマチュ・ピチュ(Machu Picchu)、ヨルダンの歴史保護区ペトラ(Petra)、イースター島(Easter Island)のモアイ(Moai)像、英国のストーンヘンジ(Stonehenge)、インドのタージ・マハル(Taj Mahal) 。

 選考のための最終リストは77の候補地から、世界的に知られる建築家と国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)第7代事務局長のフェデリコ・マヨール(Federico Mayor)氏が絞り込んだ。

 投票は7月7日に最終的に締め切られ、結果はリスボン(Lisbon)で発表される予定。(c)AFP

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