ブライアン・ホウ氏の反戦活動の記録がアートで甦る - 英国
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【ロンドン/英国 16日 AFP】ターナー賞(Turner Prize)ノミネート、アーティストのマーク・ウォリンガー(Mark Wallinger)の作品展「State Britain」が1月15日から8月27日まで国立美術館のテート・ブリテン(Tate Britain)に展示される。
国会議事堂前の広場(Parliament Square)で仮設キャンプ生活をしながら反戦運動を行ってきた平和活動家、ブライアン・ホウ氏(Brian Haw)の筆跡をアート作品として甦らせた同展では、ホウ氏が集めてきた600点を超える雨風にさらされたプラカード、旗、写真や応援する人々から贈られた平和のメッセージが展示されている。
ホウ氏は2001年6月からイラクへの経済制裁に反対するため同生活を始め、それから現在まで同広場に住み続けている。2006年5月23日、議事堂から1キロメートル以内のデモ活動を禁止する法案が可決され、ホウ氏のシートで作られたハウスやメッセージの大半も撤去されてしまった。同展示会の半分は上記のデモ禁止区域上にあり、床に印が付けられている。「State Britain」はコンテンポラリー・アーティストらによる彫刻シリーズ。写真は作品を前にポーズをとるマーク・ウォリンガー。(c)AFP/ADRIAN DENNIS
国会議事堂前の広場(Parliament Square)で仮設キャンプ生活をしながら反戦運動を行ってきた平和活動家、ブライアン・ホウ氏(Brian Haw)の筆跡をアート作品として甦らせた同展では、ホウ氏が集めてきた600点を超える雨風にさらされたプラカード、旗、写真や応援する人々から贈られた平和のメッセージが展示されている。
ホウ氏は2001年6月からイラクへの経済制裁に反対するため同生活を始め、それから現在まで同広場に住み続けている。2006年5月23日、議事堂から1キロメートル以内のデモ活動を禁止する法案が可決され、ホウ氏のシートで作られたハウスやメッセージの大半も撤去されてしまった。同展示会の半分は上記のデモ禁止区域上にあり、床に印が付けられている。「State Britain」はコンテンポラリー・アーティストらによる彫刻シリーズ。写真は作品を前にポーズをとるマーク・ウォリンガー。(c)AFP/ADRIAN DENNIS