女性警官に「キスの嵐」、ロシア新警察法施行でアート集団
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【3月3日 AFP】ロシアのゲリラアート集団「ボイナ(Voina、戦争)」が1日、女性警官に片っ端から情熱的なキスを浴びせて回るパフォーマンスを行い、その動画を同日インターネットで公開した。
短い動画は、20世紀初頭のイディッシュ語の歌「警察をやっつけろ」をBGMに、若い女性活動家が勤務中の女性警官に質問をするふりをして近寄り、いきなり抱きついて強引に口にキスをするシーンが次々と現れる。撮影場所は主にモスクワ(Moscow)の地下鉄駅で、キスから逃れようともがく警官が活動家もろともプラットホームから転落しそうになるシーンもあった。
ボイナはブログ上で、「われわれは好戦的なフェミニスト活動家として、警官とその悪行にキスをする儀式を開始した。今回は灰色の女性たちを対象に行った」とする声明を発表した。ロシアの警官は、女性も含めて、冬季にはだぶだぶの灰色の制服と、ウシャンカと呼ばれる灰色の防寒帽子を着用する。
ボイナはまたSNSツイッター(Twitter)にも、「数百人の」女性警官にキスをしたと自慢げに投稿した。
これは、汚職はびこる警察を改革するためドミトリー・メドべージェフ(Dmitry Medvedev)大統領が主導した新警察法が1日に発効したことを記念したパフォーマンス。新法の下、ロシア警察の名称はロシア革命以来の「民警」(ミリツィア)から、革命前の「警察」(ポリツィア)に戻された。
ボイナは過去に何度も警察をターゲットにしたパフォーマンスを行っている。最近では、サンクトペテルブルク(Saint Petersburg)でパトカーをひっくり返し、活動家2人が逮捕された。数か月収監されたのち、保釈されている。
だが、彼らを一躍有名にした事件は、同市の跳ね橋に巨大なペニスを落書きしたいたずらだ。しかも、橋が開いた時に連邦保安庁(FSB)の建物の正面になる位置に落書きするという手の込んだものだった。(c)AFP
【参考】ユーチューブに投稿された問題の動画
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◆証拠隠滅?汚職官僚がモスクワの大通りで紙幣をばらまく
短い動画は、20世紀初頭のイディッシュ語の歌「警察をやっつけろ」をBGMに、若い女性活動家が勤務中の女性警官に質問をするふりをして近寄り、いきなり抱きついて強引に口にキスをするシーンが次々と現れる。撮影場所は主にモスクワ(Moscow)の地下鉄駅で、キスから逃れようともがく警官が活動家もろともプラットホームから転落しそうになるシーンもあった。
ボイナはブログ上で、「われわれは好戦的なフェミニスト活動家として、警官とその悪行にキスをする儀式を開始した。今回は灰色の女性たちを対象に行った」とする声明を発表した。ロシアの警官は、女性も含めて、冬季にはだぶだぶの灰色の制服と、ウシャンカと呼ばれる灰色の防寒帽子を着用する。
ボイナはまたSNSツイッター(Twitter)にも、「数百人の」女性警官にキスをしたと自慢げに投稿した。
これは、汚職はびこる警察を改革するためドミトリー・メドべージェフ(Dmitry Medvedev)大統領が主導した新警察法が1日に発効したことを記念したパフォーマンス。新法の下、ロシア警察の名称はロシア革命以来の「民警」(ミリツィア)から、革命前の「警察」(ポリツィア)に戻された。
ボイナは過去に何度も警察をターゲットにしたパフォーマンスを行っている。最近では、サンクトペテルブルク(Saint Petersburg)でパトカーをひっくり返し、活動家2人が逮捕された。数か月収監されたのち、保釈されている。
だが、彼らを一躍有名にした事件は、同市の跳ね橋に巨大なペニスを落書きしたいたずらだ。しかも、橋が開いた時に連邦保安庁(FSB)の建物の正面になる位置に落書きするという手の込んだものだった。(c)AFP
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