小惑星捕獲計画の候補を3つに絞り込み、NASA
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【9月13日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は11日、小惑星「捕獲」計画の対象とする候補を3個に絞ったことを、米カリフォルニア(California)州サンディエゴ(San Diego)で開かれた会議で発表した。
候補の小惑星は大きさが7~10メートルという条件に該当するもので、研究を重ねることで、候補のさらなる絞込みが可能だという。
この「捕獲」計画は、小惑星を捕獲し、月の周回軌道までけん引するためのロボット宇宙船を送り出すもの。月の軌道上に乗せれば、宇宙飛行士を小惑星に送ってサンプルを採取し、研究のために地球に持ち帰らせることが可能になるかもしれない。
NASAはこの計画によって、「潜在的に危険な小惑星(Potentially Hazardous Asteroids、PHA)」の衝突から地球を守るための「惑星防衛力」が構築されること、さらには、将来の深宇宙への有人探査のための技術が向上することを訴えている。
ロボット宇宙船は早ければ2017年、遅くとも2019年までには打ち上げられる予定。NASAによると、打ち上げ後、1年半かけて目的の小惑星に到着し、それからさらに3年半かけて小惑星を月までけん引してくる見通しだ。(c)AFP/Kerry SHERIDAN
候補の小惑星は大きさが7~10メートルという条件に該当するもので、研究を重ねることで、候補のさらなる絞込みが可能だという。
この「捕獲」計画は、小惑星を捕獲し、月の周回軌道までけん引するためのロボット宇宙船を送り出すもの。月の軌道上に乗せれば、宇宙飛行士を小惑星に送ってサンプルを採取し、研究のために地球に持ち帰らせることが可能になるかもしれない。
NASAはこの計画によって、「潜在的に危険な小惑星(Potentially Hazardous Asteroids、PHA)」の衝突から地球を守るための「惑星防衛力」が構築されること、さらには、将来の深宇宙への有人探査のための技術が向上することを訴えている。
ロボット宇宙船は早ければ2017年、遅くとも2019年までには打ち上げられる予定。NASAによると、打ち上げ後、1年半かけて目的の小惑星に到着し、それからさらに3年半かけて小惑星を月までけん引してくる見通しだ。(c)AFP/Kerry SHERIDAN