【8月25日 AFP】欧州南天天文台(European Southern ObservatoryESO)は19日、生まれたばかりの星の周囲に見られるハービッグ・ハロー(Herbig-Haro)天体HH46/47の画像を公開した。画像では、これまではほとんど観測されなかった、私たちの太陽系から離れていく方向のガスの噴出(右下のオレンジ色と緑色の部分)と、逆に地球側に向かうガスの噴出(左上のピンク色と紫色の部分)がはっきり見られる。

 この画像はアルマ(Atacama Large Millimeter/submillimeter ArrayALMA)電波望遠鏡による電波観測と、より短い波長の可視光線を観測するESOの新技術望遠鏡(New Technology TelescopeNTT)によって得られたデータを組み合わせて作成された。(c)AFP