きょうだい多い人ほど離婚しにくい、米研究
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【8月14日 AFP】きょうだいが多ければ多いほど、その後の人生における「離婚」の可能性が低くなるとの研究が、ニューヨーク(New York)で開催された米社会学会(American Sociological Association)の第108回年次大会で13日、発表された。
米オハイオ州立大学(Ohio State University)のダグ・ダウニー(Doug Downey)氏と同僚の研究者らは、総合的社会調査(General Social Survey)のデータを分析し、きょうだいが1人増えるごとに将来の離婚する可能性が2%下がることを突き止めた。データは米シカゴ大学(University of Chicago)の全国世論調査センター(National Opinion Research Center、NORC)がまとめたもので、米国の成人5万7000人を対象に聞き取り調査などが行われた。
研究報告の共同執筆者、ドナ・ボビットゼハー(Donna Bobbitt-Zeher)氏は「実際は、きょうだいが1人増えるごとに、いかにして家族の力学が変わるかという問題のようだ」と説明し、「きょうだいが多いことは、他者と交流する経験が増えることを意味する。それが結婚後の夫婦関係で役立つようだ」と続けた。(c)AFP
米オハイオ州立大学(Ohio State University)のダグ・ダウニー(Doug Downey)氏と同僚の研究者らは、総合的社会調査(General Social Survey)のデータを分析し、きょうだいが1人増えるごとに将来の離婚する可能性が2%下がることを突き止めた。データは米シカゴ大学(University of Chicago)の全国世論調査センター(National Opinion Research Center、NORC)がまとめたもので、米国の成人5万7000人を対象に聞き取り調査などが行われた。
研究報告の共同執筆者、ドナ・ボビットゼハー(Donna Bobbitt-Zeher)氏は「実際は、きょうだいが1人増えるごとに、いかにして家族の力学が変わるかという問題のようだ」と説明し、「きょうだいが多いことは、他者と交流する経験が増えることを意味する。それが結婚後の夫婦関係で役立つようだ」と続けた。(c)AFP