【8月12日 AFP】「ペルセウス座流星群(Perseid meteor shower)」の出現が、日本時間の12日夜から13日未明にかけてピークを迎える。天文学者たちによれば彗星の破片が密集する領域を地球が通過するため、流れ星が織りなす壮観なショーを観察できるという。

 1時間につき60から100もの流れ星が降り注ぐ、毎年恒例のこの天体ショーは、殉教したキリスト教の聖人にちなんで「聖ラウレンティウスの涙(The tears of St. Lawrence)」とも称される。世界の大部分の地域で観察可能だが、北半球では月の入りが早いため、流れ星による天体ショーがよりはっきりと観察できるという。

 米航空宇宙局(NASA)流星体環境室のビル・クック(Bill Cooke)室長も、雲のない天気に恵まれれば、未明に良く観察できるだろうとAFPに語っている。(c)AFP