【7月9日 AFP】米航空宇宙局(NASA)の紫外線宇宙望遠鏡GALEX(Galaxy Evolution Explorer)が捉えた、天の川銀河(Milky Way)に最もよく似た銀河の一つ、「NGC 6744」の画像。

 巨大な渦巻の腕を鮮明にとらえた画像は、この銀河の外縁部で星の形成が起こり得ることを示している。NGC 6744は、くじゃく座の方角、約3000万光年の距離にある。また、天の川銀河よりも大きく、銀河円盤の規模は17万5000光年に及ぶ。

 画像では、銀河系の大マゼラン星雲(Large Magellanic Cloud)によく似た、小さな伴銀河「NGC 6744A」も確認できる。「NGC 6744」の右上付近、外腕部に塊のように見えるのが「NGC 6744A」だ。(c)AFP