さんかく座の銀河ペア、将来は合体?
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【7月5日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は2日、さんかく座(Triangulum)の方向にある銀河ペアの写真を公表した。
「PGC 9074」と「PGC 9071」は非常に良く似た渦巻銀河で、地球の方に正面を向けているため、形状がよく分かる。画像では確かめられないが、互いの引力で引き寄せ合い始めたばかりとみられている。
「PGC 9074」(左側)は中心部のバルジ(膨らみ)の周りにぴったりと2本の渦巻腕が巻き付いており、「ハッブル分類」では巻き込み具合がきつい非棒状渦巻銀河(Sa)に分類されている。一方、「PGC 9071」(右側)は大きさも同じ程度でよく似ているが、バルジはより薄く、渦巻腕がやや緩い「Sb」に分類されている。
2つの銀河は互いに引き寄せ合っており今後、星の形成が加速し、潮汐力によって星やガスの長い尾ができ、数億年後に構造が一体化し、新しく大きな銀河ができるとみられている。(c)AFP
「PGC 9074」と「PGC 9071」は非常に良く似た渦巻銀河で、地球の方に正面を向けているため、形状がよく分かる。画像では確かめられないが、互いの引力で引き寄せ合い始めたばかりとみられている。
「PGC 9074」(左側)は中心部のバルジ(膨らみ)の周りにぴったりと2本の渦巻腕が巻き付いており、「ハッブル分類」では巻き込み具合がきつい非棒状渦巻銀河(Sa)に分類されている。一方、「PGC 9071」(右側)は大きさも同じ程度でよく似ているが、バルジはより薄く、渦巻腕がやや緩い「Sb」に分類されている。
2つの銀河は互いに引き寄せ合っており今後、星の形成が加速し、潮汐力によって星やガスの長い尾ができ、数億年後に構造が一体化し、新しく大きな銀河ができるとみられている。(c)AFP