【6月28日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は27日、太陽の下層大気を調査するための観測衛星「Interface Region Imaging SpectrographIRIS)」をカリフォルニア(California)州のバンデンバーグ(Vandenberg)空軍基地からから打ち上げた。打ち上げには、衛星専用の小型ロケット「ペガサス」が使われた。

 2年間を予定しているミッションでは、太陽におけるエネルギーの流れを調べる。特に高度の低い場所で、どのようにエネルギーが動いて表面が熱せられているかに注目が集まっている。

 調査ではまた、太陽風などのエネルギーの放出の仕組みをはじめ、そのエネルギー放出が地球上の機器に与える影響についての解明が期待されている。(c)AFP