ケプラー宇宙望遠鏡が故障か、NASA発表
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【5月16日 AFP】米航空宇宙局(NASA)の科学者らは15日、惑星探査のために4年前に打ち上げられた宇宙望遠鏡「ケプラー(Kepler)」が、部品の故障により正常な動作ができなくなったもようだと発表した。
6億ドル(約610億円)の費用をかけて2009年に打ち上げられたケプラーは、これまでに2700個の惑星候補を発見。うちいくつかは、生命に適した温度を保てる「ハビタブルゾーン」に位置している可能性がある。
問題が発生したのは、リアクションホイールと呼ばれる望遠鏡の向きを調節する部品。正常に動作していないことが、14日に分かった。NASAのジョン・グランスフェルド(John Grunsfeld)氏は「ミッション終了を宣言するにはまだ早い」と述べている。現在、科学者らがホイールの修復方法を模索しているという。
リアクションホイールには寿命があり、昨年7月には別のホイールが故障していたため、今回のような問題がいずれ起こることは予想されていた。(c)AFP
6億ドル(約610億円)の費用をかけて2009年に打ち上げられたケプラーは、これまでに2700個の惑星候補を発見。うちいくつかは、生命に適した温度を保てる「ハビタブルゾーン」に位置している可能性がある。
問題が発生したのは、リアクションホイールと呼ばれる望遠鏡の向きを調節する部品。正常に動作していないことが、14日に分かった。NASAのジョン・グランスフェルド(John Grunsfeld)氏は「ミッション終了を宣言するにはまだ早い」と述べている。現在、科学者らがホイールの修復方法を模索しているという。
リアクションホイールには寿命があり、昨年7月には別のホイールが故障していたため、今回のような問題がいずれ起こることは予想されていた。(c)AFP