【12月10日 AFP】米航空宇宙局(NASA)が7日公表した月の重力場地図。今年3月から5月にかけて、月の周回軌道に投入されている探査機グレイル(Gravity Recovery and Interior LaboratoryGRAIL)の2機の探査機「エブ(Ebb)」と「フロー(Flow)」の間の距離の変化をマイクロ波で非常に精密に測定することでこの重力場地図を作成した。

 月の表面を約20キロ四方に分けた領域ごとの重力場が示されている。赤い領域は重力が大きい場所、青い領域は重力が小さい場所を示している。(c)AFP