「生命の証拠とはいえない」、火星の土から有機物 NASA
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【12月4日 AFP】(写真追加)米航空宇宙局(NASA)は3日、火星探査車キュリオシティー(Curiosity)が「ロックネスト(Rocknest)」と呼ばれる火星の砂地で採取した土の最初の分析結果について、火星にかつて生命が存在した証拠と結論づけるには時期尚早との見解を示した。
NASAは、キュリオシティーが採取した土から単純な有機化合物が検出されたことに沸き立った一方で、この炭素の痕跡が隕石由来の可能性、または地球でキュリオシティーに付着した粒子の可能性もあると慎重な見方を示した。
NASAは、ロックネストでより深く掘削できる場所を探し、さらなる有機化合物の痕跡が見つかればと期待を寄せている。
キュリオシティーは先日、土をすくいあげる画像を撮影。ある科学者はこの土について、小麦粉より粗く、砂糖より細かいと表現している。(c)AFP
NASAは、キュリオシティーが採取した土から単純な有機化合物が検出されたことに沸き立った一方で、この炭素の痕跡が隕石由来の可能性、または地球でキュリオシティーに付着した粒子の可能性もあると慎重な見方を示した。
NASAは、ロックネストでより深く掘削できる場所を探し、さらなる有機化合物の痕跡が見つかればと期待を寄せている。
キュリオシティーは先日、土をすくいあげる画像を撮影。ある科学者はこの土について、小麦粉より粗く、砂糖より細かいと表現している。(c)AFP