【11月28日 AFP】ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)がとらえた渦巻銀河「ESO 499-G37」の画像が、26日に公開された。背景には遠く離れた銀河や、近くに散らばる恒星がとらえられている。

 画像は銀河の渦巻き構造がはっきりわかる角度で撮影された。渦状腕は、銀河の核の周りをゆるやかに渦巻く青みがかった部分。この青い光は、渦状腕にある高温の若い恒星が発している。渦巻銀河の腕には大量のガスと塵(ちり)が含まれ、新しい恒星が絶え間なく形成される領域であることが多い。

 ESO 499-G37の最も顕著な特徴は、明るく細長い中心核となっている。(c)AFP/NASA/HUBBLE