「火星の石」、初の接触調査へ 探査車キュリオシティー
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【9月20日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は、火星探査車キュリオシティー(Curiosity)が21日にミッション初となる火星の石の調査を行うと発表した。
「マーズ・サイエンス・ラボラトリー(Mars Science Laboratory、MSL)」プロジェクトの科学者、ジョン・グロッチンガー(John Grotzinger)氏によれば、キュリオシティーは18日夜に約30メートル走行し、累計走行距離約290メートルに達した時点で調査に最適と思われるピラミッド型の石を発見。現在はその周辺で停止している。
高さ約25センチ、底面の幅は約40センチのこの石は、歴代の火星探査プロジェクトの中心的存在でMSLプロジェクトにも携わり、今年死去したNASA技術者の名前から「ジェイク・マティアビッチ(Jake Matijevic)」と名付けられた。
NASAはキュリオシティーを停止させたまま、数日間かけてミッション初となる「接触調査」を実施する計画。調査では、探査車のロボットアームに搭載されたアルファ粒子X線分光計(APXS)を用いた石の成分分析や、火星拡大鏡撮像装置(MAHLI)を使った接写画像の撮影を行うという。(c)AFP
「マーズ・サイエンス・ラボラトリー(Mars Science Laboratory、MSL)」プロジェクトの科学者、ジョン・グロッチンガー(John Grotzinger)氏によれば、キュリオシティーは18日夜に約30メートル走行し、累計走行距離約290メートルに達した時点で調査に最適と思われるピラミッド型の石を発見。現在はその周辺で停止している。
高さ約25センチ、底面の幅は約40センチのこの石は、歴代の火星探査プロジェクトの中心的存在でMSLプロジェクトにも携わり、今年死去したNASA技術者の名前から「ジェイク・マティアビッチ(Jake Matijevic)」と名付けられた。
NASAはキュリオシティーを停止させたまま、数日間かけてミッション初となる「接触調査」を実施する計画。調査では、探査車のロボットアームに搭載されたアルファ粒子X線分光計(APXS)を用いた石の成分分析や、火星拡大鏡撮像装置(MAHLI)を使った接写画像の撮影を行うという。(c)AFP