キュリオシティー、初の長距離走行で火星を東に向かう NASA
このニュースをシェア
【8月30日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は29日、火星探査車キュリオシティー(Curiosity)が火星表面で初となる長距離走行を開始したと発表した。目的地は東に約400メートル離れた地点。到着後は火星地盤調査のため、初めてドリルによる掘削作業が行われる予定だ。
総工費25億ドル(約2000億円)をかけたキュリオシティーは、6日に火星のゲール・クレーター(Gale Crater)に着陸。火星地表に向けて下降した際にエンジン噴射により吹き飛ばされた地表の調査などで、28日までに2回走行している。だが、3回目となる今回の走行での移動距離は前2回の合計走行距離よりも長い約16メートルで、火星で初の本格的な長距離走行となる。
NASAの発表によれば、キュリオシティーは現在、丸1日ほど停止しているが、その後は再び東に向かって移動を始める。
米カリフォルニア(California)州パサデナ(Pasadena)にあるNASAジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory、JPL)のキュリオシティー・ミッション責任者は、「(探査車の)車輪に火星の土がついているのは嬉しい…走行は見事な成功だ。設計した狙い通りの動きを見せてくれた」と話している。(c)AFP
総工費25億ドル(約2000億円)をかけたキュリオシティーは、6日に火星のゲール・クレーター(Gale Crater)に着陸。火星地表に向けて下降した際にエンジン噴射により吹き飛ばされた地表の調査などで、28日までに2回走行している。だが、3回目となる今回の走行での移動距離は前2回の合計走行距離よりも長い約16メートルで、火星で初の本格的な長距離走行となる。
NASAの発表によれば、キュリオシティーは現在、丸1日ほど停止しているが、その後は再び東に向かって移動を始める。
米カリフォルニア(California)州パサデナ(Pasadena)にあるNASAジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory、JPL)のキュリオシティー・ミッション責任者は、「(探査車の)車輪に火星の土がついているのは嬉しい…走行は見事な成功だ。設計した狙い通りの動きを見せてくれた」と話している。(c)AFP