【6月18日 AFP】(一部更新、写真追加)3人の宇宙飛行士を乗せて16日に打ち上げられた有人宇宙船「神舟9号(Shenzhou-9)」が18日、地球の軌道上を周回する実験用モジュール「天宮1号(Tiangong-1)」と自動操縦でのドッキングに成功した。ドッキングの様子は同日、中国のテレビで生中継された。

 自動操縦でのドッキングは昨年11月の2回に続き3回目だが、有人宇宙船によるドッキングは今回が初めて。中国が2020年までの建設を目指す初の宇宙ステーションに向け、大きな一歩となった。

 ドッキングから約3時間後、初の女性飛行士を含む3人は、宇宙船から実験用モジュールに移動したという。

 13日間に及ぶ今ミッションの主な目的は、中国初の手動ドッキングだ。手動ドッキングでは高い技術と正確性が飛行士に求められる。(c)AFP

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